#11 GWは横浜へ
世間はGWで9連休の方もいるみたいですが、僕は3連休です。
そんな3連休の1日を使って、横浜に遊びに行ってきました。
開放感溢れる公園
これが噂の山下公園です。
子連れの方や、お年寄り夫婦、カップルがたくさんいました。
開放感ありすぎて、走って、飛んで、転がり回りたくなってしまいました。
木登りしている子供いてなんだか羨ましかったです。
トレーニングとかじゃなくて、自然の中で遊んでみたいな。
初の横浜スタジアム
せっかくなので横浜スタジアムまで来てみました。
初上陸で、周りしか見ていませんがなんだか良い雰囲気でした。
なんだかおしゃれな感じの噴水。
野球って感じがして好きです。
そして、この時期だから分かりませんが、緑がたくさんあって癒されます。
キャッチボールとバッティングとかいろいろとやりたくなってきました。
写真もなんだか「ぽく」撮れる様になってきたかな?
写真を上手に撮れるように勉強もしていきます。
これが一番うまく撮れたかもしれません。
天気に恵まれて良いリフレッシュが出来ました。
次は広島か宮城に行きたいと思っています。
スタジアム巡りも含めて。
それでは。
#10 腰椎椎間板ヘルニア
今回の投稿で10回目になりました。
ブログをはじめて1ヶ月がまもなく経ちますが、何を書いて良いのか分からないままここまできました。とりあえず今は学生の時に勉強したことの復習で、教科書に書いてあることを自分の言葉を交えながら書いています。
腰椎椎間板ヘルニアとは
さて、今回は「腰椎椎間板ヘルニア」に関して書いていこうかと思います。
「ヘルニア」という言葉はラテン語の「Hernia」(脱出)からきており、「体の中の臓器や組織が正常な位置から脱出した状態」を意味します。
「頚椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」「鼠径ヘルニア」など様々な部位でヘルニアは起こるとされています。
今回の「椎間板ヘルニア」は椎間板を構成している髄核が繊維輪から突き出し後方の神経根を圧迫し、様々な症状を引き起こします。
スポーツ選手だけでなく、一般の方、それも学生から高齢者まで幅広い年齢で、この障害を抱えている人はいます。
好発年齢として、30~40歳の方と言われています。
姿勢によって椎間板にかかる圧が違う
一般的に椎間板内圧は立位より座位で高くなるとされている。
①仰臥位
②立位姿勢(良い姿勢)
③座位姿勢(良い姿勢)
④立位姿勢(悪い姿勢)
⑤座位姿勢(悪い姿勢)
なんとなくイメージは付くかと思いますが、ざっくりこんな感じの順番になります。
したがって、椎間板の急性、慢性の一定の損傷による脆弱化に加え、椎間板の圧が上昇する姿勢や運動様式が椎間板ヘルニアを発生することになると考えられます。
ヘルニアの症状と徒手的検査方法
さて、実際ヘルニアになるとどのような症状が出るのか、そして、腰椎のどのあたりにヘルニアが起こりやすいのかを考えてみましょう。
まず症状として、腰痛、下肢の神経症状(痺れ・知覚以上)、足関節や足趾の運動麻痺、筋力低下(運動神経の異常)、腱反射異常などがあげられます。
好発部位として、L4/L5間とL5/S1間に生じることが多いです。
検査方法として、逃避性側弯の有無の観察、立位前屈による脊柱の可動性、指尖床間距離(FFD)、SLRテスト、ラセーグテスト、L3/L4間のヘルニアであれば大腿神経を牽引するFNSTを行う。
神経症状について
神経症状に関してはヘルニアが起きている部位によって変わってきます。
【L3/L4】
筋力:前脛骨筋の筋力低下
反射:膝蓋腱反射異常
知覚:下腿内側
【L4/L5】
筋力:長母趾屈筋筋力低下
反射:なし
知覚:足背
【L5/S1】
筋力:長・短腓骨筋筋力低下
反射:アキレス腱反射
知覚:足部外側・足底
以上のようになりますね。
まずは腰痛でヘルニアの疑いがある方がいたら、動作のチェックをした上で上記のチェックをしていくことが大事かと思います。
ちなみに「ヘルニア」の方でも上記の症状が出ない方もいます。
その場合は飛び出した髄核が後方の神経根に刺激を加えいないということになります。
しかし、それでも腰痛の方もいます。その場合は「筋・筋膜性腰痛」なのかを踏まえて諸々の評価をしていく必要があるかと思います。
今回はかなり内容は浅めですが、神経症状の部分等に関しては抜けやすい部分ではありますので、しっかりと思い出せるように頭に入れておきたいですね。
それでは。
#9 肉離れについて
千葉のAT蟹田です。
サポートしているラグビーチームでも多く発生している「肉離れ」。本日はこれに関して教科書通りまとめたいと思います。
肉離れとは?
そもそも肉離れとは、スポーツ動作中に競技者が受けた経験に基づいて付けられた呼び名だそうです。
「急に筋肉が切れたように感じるとともに、脱力や痛みを伴う状態」とされています。
そのため、肉離れは一般的な名称であり、本来は「筋挫傷」という大きな括りになります。
※筋挫傷:筋肉を打撲や過伸張などで痛めた状態、肉離れや筋膜炎もこの筋挫傷に含まれる。
肉離れ発生のメカニズム
一般的に筋のモデルとして考えやすいのが紡錘状筋でありますが、実際に受傷する筋の多くは羽状筋という形態をしています。
肉離れの多くは、この羽状筋がいわゆる遠心性収縮により、筋腱移行部で損傷します。
※紡錘状筋:両端が細く中央部が太い紡錘状の筋
※羽状筋:中央に走る腱(繊維)に筋束が斜めに集まる筋
※遠心性収縮:筋肉が引き伸ばされながら力を発揮する収縮形態
肉離れの好発部位
全身の筋における肉離れの中でも最も起こりやすいのがハムストリングスの損傷で、次いで、下腿三頭筋、大腿四頭筋の順番になります。
ハムストリングスのうち、最も肉離れを起こしやすいのが、大腿二頭筋(長頭)です。受傷機転としては、疾走中が最も起こりやすく、特に下腿が振り出されてから接地に至る過程(ブレーキ動作)や、接地から蹴り出す過程で起こりやすいです。(現場感で見てると後者が多い印象です。)
下腿三頭筋においては、腓腹筋内側頭が起こりやすいです。腓腹筋も膝関節・足関節をまたぐ2関節筋であり、足関節を底屈しているとき膝関節が伸展すれば逆に筋肉は伸張されます。(要は遠心性収縮となる)
※腓腹筋の作用:足関節の底屈・膝関節の屈曲
大腿四頭筋のうち、大腿直筋が二関節筋であるため、最も受傷しやすい筋になります。特に股関節伸展位で膝が屈曲位という、最も張力が強い肢位になります。この肢位は、疾走中に後方に蹴り出した脚を前方に振り上げる切り返しの時や、サッカーでボールを強く蹴ろうとする際に見られます。
※大腿直筋の作用:股関節の屈曲・膝関節の伸展
肉離れが起こるメカニズムは上に書いたとおりですが、それ以外の要因として
・W-up不足・柔軟性の低下・下肢長の不一致・電解質の枯渇・左右前後の筋力のアンバランス
が挙げられます。
肉離れの重症度
肉離れの重症度はⅠ~Ⅲ度に分類されます。
Ⅰ度(軽症):一般的な軽度な痛みで、筋健複合体の最小限の損傷。軽い炎症反応として腫脹、浮腫および最小限の筋機能低下や可動域制限がある。
Ⅱ度(中等症):筋力や可動域が制限される筋健移行部の損傷である。
Ⅲ度(重症):非常に大きな負荷による筋健移行部の断裂である。
スポーツ復帰の目安として、Ⅰ度は1~2週で、Ⅱ度は3~6週、Ⅲ度は断裂で手術適応となるため医師との相談になります。
現場で見ていると…
現場では肉離れに近い症状の選手は多く見ますが、だいたいの選手はW-up不足やトレーニング不足の選手が多い印象です。しっかりとW-upで筋温を上げて、普段のトレーニングからハムだったりが遠心性の負荷に耐えられるだけの筋の強さが必要かと思います。それだけでもこのケガの予防は十分にできます。
ケガの病態をしっかりと理解する。非常に大事ですね。
#8 足関節捻挫について
スポーツ現場で起こる捻挫
僕はラグビーチームでトレーナー活動を週3回しています。リーグ戦など始まれば頻度はもう少し上がってくるのですが、今はまだチームビルディングで徐々にオープン戦が入っていきます。
やはりラグビーでよく起こるケガとして「足関節捻挫」(いわゆる足首の捻挫)があります。まぁラグビーに限らずスポーツ現場に居ればよくこのケガに遭遇します。日常生活でも段差につまずいたなどで起こる場合もあります。
今回はそんな足関節捻挫に関して簡単にまとめたいと思います。(教科書通りに)
足関節の捻挫の種類
足関節の捻挫には
・内返し捻挫
・外返し捻挫
があります。
内返し捻挫に関して
内返し捻挫では足・足関節の底屈・内転・回外強制により、足関節外側靭帯の損傷を伴う捻挫になります。ちなみに足関節外側靭帯は「前距腓靭帯 Anterior Talofibular Ligament(ATFL)」、「踵腓靭帯 Calcaneofibular Ligament(CFL)」、「後距腓靭帯 Posterior Talofibular Ligament(PTFL)」の3靭帯で構成されています。
そして、この内返し捻挫においての外側靭帯損傷は重症度によって損傷される靭帯が変わってきます。
Ⅰ度損傷:前距腓靭帯(ATFL)の伸長あるいは部分断裂
Ⅱ度損傷:前距腓靭帯(ATFL)の完全断裂
Ⅲ度損傷:前距腓靭帯(ATFL)・踵腓靭帯(CFL)損傷および後距腓靭帯の断裂
と分類されます。
もう一つ内返し捻挫で起こる外側靭帯損傷の一つとして「二分靭帯損傷」というのもあります。
靭帯付着部の張力により踵骨前方突起、舟状骨、立方骨の裂離骨折を起こす事がある。
※二分靭帯:踵立方靭帯と踵舟靭帯を合わせた靭帯
外返し捻挫に関して
内返し捻挫ほど頻度は高くないですが、外返し捻挫もスポーツ現場では起こります。
外返し捻挫は足・足関節の背屈・外転・回内強制によって起こり、足関節の内側靭帯(三角靭帯)損傷を伴います。
※三角靭帯:脛舟部、脛踵部、後脛距部で構成された足関節内側靭帯
外側靭帯に比べて強固なのと骨性の安定性があるため、あまり頻繁に起こらないが、格闘技やコンタクトスポーツで多く見られる。
その他の捻挫や合併症状
その他に、捻挫の繰り返しなどにより距骨下関節を安定させる骨間距踵靭帯、外側距踵靭帯、距骨頸靭帯などの損傷や、外返し捻挫で背屈強制が加わるとこで起こる、遠位脛腓靭帯の損傷や断裂による脛腓間が離開し、果部骨折なども合併してる。
足関節の捻挫の繰り返しや、リハビリが出来ていないことによって、下腿部の倦怠感や足関節の不安定感、後足部外側の疼痛を訴える場合もある。その場合、足関節の不安定性が認められず、足根洞の外側開口部位に圧痛が認められる。(足根洞症候群)
足関節の捻挫に関してはここに書いたこと以外にもたくさん症状が出たりすので、こちらはあくまで一般的なところです。
現場に出れば教科書通りのこともあるし、全く予測できないことも出てきます。
ただ、上に書いた様な基本的なことを理解した上で対応することに越したことはないと思いますね。
#7 肩関節前方脱臼に関して
たまにはトレーナーらしい内容を書きたいと思いました。
自分自身にインプットした内容をアウトプットという形で書いていきます。
その第1弾が「肩関節前方脱臼」です。
所属しているラグビーチームで、この傷害に対する手術をした選手が来たため、リハビリの流れも合わせて
書いていきたいと思います。(教科書通りですが…)
肩関節前方脱臼とは
まずは「肩関節前方脱臼」とは何かを理解ないと始まらないですよね。
その前に肩関節の構造に関しても簡単におさらいをします。肩関節は肩甲骨の関節窩と、上腕骨の上腕骨頭で構成されている関節です。
「肩関節前方脱臼」とは、肩関節に外旋や水平伸展方向への過剰な外力が加わることで、上腕骨頭が関節窩から、その一部もしくは全部が外れてしまう状態のことを指します。
初回脱臼が10歳代の場合は90%以上が、20歳代の場合は80%以上が反復性に移行するとされて、初回脱臼年齢が高くなるほど反復性への移行率は低下します。
そして、関節上腕靭帯や前方関節包の剥離や断裂を生じ、関節唇損傷(Bankart lesion)や骨損傷(Hill-Sachs lesion)を合併することが多いと言われています。
発生機転はコンタクトスポーツに多い
この傷害はラグビーなど、コンタクトスポーツによる接触プレーでの発生頻度が高いとされています。
その他では、アメリカフットボール、柔道、格闘技、スキー、スノーボードなどでも多く発生しています。
受傷肢位は挙上した腕を後方に持っていかれるなど、外転外旋位や過屈曲、水平伸展が強制される場合や、転倒して体側よりも後方へ腕をついた場合などがあります。
反復性の場合、2回目以降の脱臼は、比較的軽い外力で起こりちょっとしたスポーツ動作で脱臼したり不安感を訴えるようになり、ひどい場合には日常動作や就寝時の寝返りやあくびなどでも外れるようになってしまいます。
Bankart lesionとHill Sachs lesion
肩関節前方脱臼に最も多く合併する損傷です。
前方脱臼を生じる時に上腕骨頭後面と関節唇前縁の衝突を起こすことがありますが、その際に関節窩前縁の関節唇や関節窩前下縁の剥離損傷を生じたものをBankart lesionと言います。また、上腕骨頭の後面上部を陥没骨折、もしくは関節軟骨の剥離損傷を生じたものをHill Sachs lesionと言います。
Bankart lesionでは関節唇や関節窩縁の支持性を失い、下関節上腕靭帯の張力が激弱するため、習慣性肩関節脱臼の原因となります。また、Hill Sachs lesionでは、上腕骨頭の後面欠損による平坦化変形に至り関節面の不適合を生じるため、上腕の凱旋動作をすると肩関節の動揺関節や脱臼などを誘発します。
ざっくり教科書通りに
さて、ざっくり教科書通りのことを書きました。
リハビリのことも書くと果てしなく長くなってしまうため書きませんでした。
時間を見つけて今度書きたいと思います。
教科書では勉強していましたが、改めて目の前に現れるとちょっと戸惑いますね。
リハビリプログラムを立てる時も、まずはその傷害の病態などをしっかりと理解しておくことが大事ですからね。
今回みたいに自分の頭で整理しながら、文字にしてみると良い感じに理解できますね。
たまにはこんなことをして自分の頭を整理していきたいと思います。
#6 R-body 大手町店へ~Personal Conditioning編~
2度目の大手町店へ
今日は「R-body」へ「Personal Conditioning」を受けてきました。
2週間前に「SOAP」をして、それを基に本日はトレーニングを受けました。
①Floor Mobility ②Floor Stability ③Standing Mobility(Balance) ④Speed ⑤Power ⑥Strength ⑦Rotation
こんな感じの項目ごとに分かれ、それぞれのエクササイズを行いました。
各Phaseに分けられたプログラム
まず①では、「Floor(床)」で行われるMobilityを行いました。
トランクローテーションの様な、アクティブストレッチから入り、ストレッチポールを使用した 広背筋のリリースですね。 特にトランクローテーションはちゃんとした形でやるとかなり良い感じに刺激が入ります。
②では、呼吸による「Soft Core」のアプローチと、「Hard Core」へのアプローチですね。
呼吸は相変わらず後外側にバシっと入らず、いろいろと教えていただきました。
「Hard Core」へのアプローチについては、左の肩甲帯の安定が入りにくかったり、 サイドブリッジでの「Packing」が上手くできず、、、
これくらいからジワジワと背中や脇に汗が、、、
③は天下の「World Greatest St」ですね。
この辺りは普段からやっているので大丈夫かと思いながらも、 細かい部分まで見てもらうと修正点はたくさん。 「Balance」については「Soft Core」への刺激ですね。
定義として「軸足が静的」「少しの関節運動」ということだそうです。 グラグラしても良いから、反射的に深部筋が収縮することが大事なエクササイズ。
多少の「Fun(楽しさ)」の要素も入ってくるため良いです。
④に関しては時間の都合で飛ばしましたが、
一般の方でもやる必要があるというのは説明を聞いて 「あぁ、なるほどねぇ」と改めて感じました。
⑤は「Power」ですね。 ここで行ったのが「Drop SQ」 まぁ上手にできないこと。出来ないこと。 今まで散々「Power」系のエクササイズをやってこなかったツケがここで回ってきた。 接地と同時にSQ Positionが出来ていないといけないのに、2段モーションになってしまい、 臀部でキャッチできないで、四頭筋でのキャッチになってしまうという。。。 どうりでステップだったり、切り返しが上手くできないわけだ・・・と理解。 これは練習あるのみ。
⑥からは普段行っているトレーニング通り。
会員さんに対して専門用語を使ってのトレーニング指導
トレーニングをしている際に、
「肩をしっかりとパッキングして行ってください」
「骨盤をしっかりと後傾させて」 だったり、
専門用語がバンバン飛び交っていました。
それも、会員さんに対してです。
会員さんもそれを理解してたのか、言われた通りに修正してトレーニングを行っていました。
「すごいなぁ…R-bodyならではなんだろうなぁ…」と思いながら聞いていましたが、今後この業界を発展させていくにあたってトレーナー同士(業界)の共通言語と言うのはもちろん大事ですが、トレーナーとクライアントで専門用語による共通言語が出来てくると、指導もしやすいですし、何もよりもセルフコンディションというものがもっと理解しやすくなってくるのかと思います。
そのためにも「R-body Academy」というのを一般の人向けにも開始しているかと思います。
やはり別の施設のサービスなどを受けることはいろいろな発見にも繋がます。
自分がクライアントになってどのように接して欲しいか。
どんな説明だったら納得して、「やろう!」という気持ちになるか。
どんなキューイングだったら意識しやすいだろうか。
などいろいろと置き換える部分はありました。
今日は1時間のセッションでしたが、非常に内容の濃い1時間でした。
#5 FMS・SFMA Top Tier・Break outs
FMS~SFMA Top tier~Break outs
4月10日~4月14日大阪出張に行っていました。
そこで各スタッフにFMSとSFMAを実際に行いました。
問診などは含めないで、だいたい40~50分弱くらいの時間がかかりました。
今回の対象はある程度FMSを理解してスタッフだったので、これくらいの時間で済みました。
ただ実際は運動経験が浅い方や、高齢者などが対象になります。
そうなるとやはり説明には時間はかかるでしょう。
「とりあえずパパっと見れれればOK」みたいな感じであるけれども、
どうせあの説明をしていたらやっぱり時間はかかります。
一回で理解してくれない方ももちろんいます。
この辺りはやっていくしかない部分ですけどね。
必要そうなチェックと必要じゃなさそうなチェック
以前「R-body」に行った際に「Break outsとはすべて行わない。過去のデータから必要なチェックだけを行っています」という話を聞いていたため、僕なりに「必要そう」「必要じゃなさそう」なチェックを事前に決めて行ってみました。
やはり大事になってくるのは、「股関節と胸椎」ですね。
もちろんそれ以外にも「頚椎」「腰椎」「骨盤」「肩甲骨」の動きなどもチェックしますが、だいたいが「コア」なります。
肘関節の屈曲伸展も大事ですが、「近位の安定性が遠位の可動性を担う」という言葉があるように、まずはコアがしっかりと機能しないことには肘もしっかりと機能してくれません。なので肘の評価は抜いています。
足関節・足部に関しては立位姿勢において唯一地面に設置している関節にのためここはチェックをします。ただ、行う内容としては荷重位でのMobilityのチェックです。非加重での足関節の底背屈も見ますがそんなに重要視していません。理由は上記で上げているとおりです。
その他、諸々バランスのチェックなどもありますが、これも時間がかかるので省いています。
自分の見たい見方が一番情報が入る
ある程度「Break outs」というものをした後には、自分が確認したい部位の評価を行います。
似たような内容のチェックですが、勝手に「自分なりに」と思ってやっているため、この最後の評価が最もしっくりきます。
SFMAの中には俗に言う「MMT」というものがないので最後に筋の発発揮具合を確認しますが、一つの筋だけでなく筋膜を意識して、各筋肉がしっかりと連携しながら動いているのかをチェックします。
それらを統合して最終的に「あなたの体はこうなっています」ということを伝えます。
見える幅は確実に広がった
今回FMS・SFMAを取り入れて自分自身の評価の幅に関してかなり広がりました。
TED・JMD、SMCDなど考えてみれば当たり前の部分ではあったのですが、改めて体型建てられたものを実施してみるとすんなに頭に入ってきます。
まずはとにかく数をこなして目を慣らしていく必要があります。そしてそこからどのようにプログラムに落とし込んでいくのかが一番大事です。
これにPRIやDNSなどの要素も加わってくることによって、さらに自分自身の幅が広がってきます。
そのあたりを今後しっかりと学びさらに精度の高いものに作り上げていきたと思います。