~タイトルはこれから~

自分の成長を感じるために、感じたこと、思ったことを文字に残します

#31 左右差について

人員不足により1ヶ月以上休みなく働いている私です。

ちなみにGWまで休みはありません。

ちなみにもっと言うとシフトを作っているのは自分です。

 

さて、昨日ジムで独立リーグに所属している選手と話をしていたのですが、

「右投手と左投手って身体の使い方違いますよね?」

と、ついこの間「Number」のコラムに上がっていた内容を聞いてきました。

もちろん私の答えは「Yes」です。

そもそも人間の身体は左右非対称で出来ています。

何でかと言うと、一番は内臓の位置にあります。

特に心臓と肝臓の位置なんかはかなり影響を受けます。

 

なぜかというと、心臓は横隔膜の上にあり、肝臓は横隔膜の下にあります。

肝臓は右の横隔膜の構造的支えとなり、右横隔膜が呼吸筋として望ましい位置に保つことができます。一方、左の横隔膜の下には肝臓はなく、更に右に比べ小さい筋肉のため、非収縮時にドーム状で休むべき筋肉が収縮時の平らな状態にとどまり、オーバーアクティブになってしまいます。

これによって、左の横隔膜は吸気(息を吸う)の際に肋骨を上げて開くアドバンテージを失ってしまい、左腹壁を抑制させてしまう傾向があります。

結果、左腹壁(内腹斜筋、腹横筋)が弱くなってしまいます。

と言うことは、左に比べて右のお腹周りの筋肉が強いため、体幹(脊柱)を右に回旋させてしまう傾向があります。

体幹が右に回旋されることで他の部分にも影響が出てきます。

例えば骨盤を含めた下半身です。

体幹が右に回旋しているというとは、その土台の下半身もどうように回旋が起きているといえます。

そこで注目したいのが骨盤です。体幹が右に回旋することで左右の骨盤も回旋を起こします。

左の骨盤(寛骨)は前傾して前方回旋をし、右の骨盤(寛骨)はその逆の動きをします。そうなることで相対的に左股関節は外旋位となり、右の股関節は内旋位となります。そうなってくると常に収縮をして筋肉と、収縮していない筋肉が出てきます。

要は常に頑張っている筋肉と、休んでいる筋肉が出てくるということです。

 

ここで話を一回戻すと、「右投手と左投手の身体の使い方」は上の説明と併せれば全然違うのは分かりますよね?

ステップ脚が右と左で違いますし、軸足だって違う。そもそも投げる手も違うので安定しやすい方と安定しにくい方とが出てきます。そうなってくると必然的に体の使い方は変わってきます。それも意識的でなく、無意識的にですよね。

さらにさらに、トレーニングのやり方に関してもこの「左右非対称」と言うものを考えたトレーニングなんかも大事になってくるわけです。

そんなトレーニングを行って「頑張り過ぎている筋肉」を休ませ、「休んでいる筋肉」を働かせるような身体にもっていってからトレーニングや競技の練習なんかをすると怪我のリスクを下げることもできますし、パフォーマンスの向上にも繋がります。

大事なことは左右差を無くすことだけでなく、どちらかにスタック(偏って)しまっている状態を改善するということになります。

身体を右に捻じることは出来るけど、左には捻じれないなどがあればスポーツはもちろんですが、日常生活にも影響が出ますよね。

そういったものをしっかりと改善していくことをやるのが大事ですね。

 

と言う感じで独立リーガーには話をしました。

勉強熱心ではあるのですが、頭が固い子なのでどこまで理解してもらえたかは分かりません(笑)

 

今回、ブログにこの内容を上げたのは一応自分の頭で整理をするために挙げました。

本当はもっともっと細かいので、また機会があれば自分の頭を整理すために記事にしたいと思います。

 

以上