#36 発達ピラミッド
さて、前回の続きなのですが今回は短めに。
前回は「学習の土台を整えるためには左右の脳がしっかりと機能しないといけない」ということをお伝えしました。
今回は言語や学習、コミュニケーションは動き(姿勢)・感覚・呼吸の発達の土台に支えられているというピラミッドに関してです。
こちらの図が発達のピラミッドになります。
僕自身これを見て「なるほどなぁ」と思ったのと、「そこもかぁ。。。」と感じたのが正直な感想です。
呼吸が大事と言うことはここ数年言われ始め、意識的に見たり行ったりしています。
人間が出生して一番最初にするのが呼吸ですので、この呼吸に問題があれば様々なことに影響すると言うのも理解していました。特に「動き」に関しては「呼吸が適正されなければ動作も適正化されない」と言われるくらいなので。
ただ、その上の二つまでは考えがいかなかったです。と言うよりも結びつかなかったです。
「言語」「学習」「コミュニケーション」これらと「呼吸」がどのように繋がっているのか?
それは「原始反射」と呼ばれる、胎児期・乳幼児期の課題を統合(卒業)出来てないがゆえにベーシックな動き(呼吸)の発達が未完了になっているためです。
この「原始反射」は非常に大事なことなのですが、これが統合できていないことによって子どもの時だけでなく、大人になってからも様々な問題を抱えていくことになります。
但しこれに関しては大人になってからでも克服することは可能となっています。
方法は本を読んで頂ければと思いますが非常におもしろい!
さて今回はこんな感じで中途半端で何を伝えたかったのか分かりませんでしたが勘弁してください。
大事なポイントは「言語」「学習」「コミュニケーション」など人間らしい社会生活を過ごす上で必要な要素は日ごろから行っている呼吸、また胎児期・乳幼児期の時の課題を統合(卒業)することで成り立っているということです。
これらが上手く出来ていない、卒業できていないことで何かしら弊害になってしまっている。
そんなところですね。
では、また次回。