~タイトルはこれから~

自分の成長を感じるために、感じたこと、思ったことを文字に残します

#38 出来ない原因は?

さて、前回の記事で「スクワットのフォームが大事」と言うお話をしました。

では、実際にどのようにこのスクワットのフォームを獲得していくのかを僕なりの考えで共有していきたいと思います。

まず、大事なことはスクワット上手に出来ない人が「なぜ出来ないのか?」を考える必要があります。その出来ない原因も大きく2つあると考えます。

 

①身体の柔軟性が低下している。

②スクワットの仕方を知らない。

この2つに分かれるかと思います。

 

それでは①から考えていきたいと思います。

理想的なスクワット姿勢は写真のようなフォームになります。

f:id:kani25:20190118010945p:plain

ただし、この形が上手くとれない人と言うのは、

①太腿の後ろ、お尻の筋肉が硬くなっている。

②足首が硬くなっている。

③背骨が硬くなっている。

という3つの特徴があります。

①の太腿の後ろ、お尻が硬いと両方の筋肉が骨盤を後ろに引っ張り背中が真っ直ぐにならなくなってしまい腰に負担をかけてしまいます。また、股関節を上手に折り畳むことが出来ずに膝を過剰に曲げてしまい膝に負担をかけてしまいす。

②についてですが、スクワットは「股関節-膝関節-足首」の3つがきれいに曲がって初めてスムーズな動きが出来ます。①でも伝えましたが股関節が折り畳めなければ膝に負担がかかるのと同じで、足首もしっかりと曲がらなければ過剰に膝に負担をかけてしまいます。

③はあまり知られていませんが、写真の様にきれいな姿勢を維持するためにも背骨の柔軟性が必要なります。背骨は本来は前と後ろに折れ曲がったり、反り返ったり、捻じったりと様々な動きをします。猫背などの姿勢で背骨が丸くなったまま硬くなってしまうことで、スクワットの際に無理やり背骨を反らそうとして腰の痛みなどに繋がってきてしまいます。

 

以上3つが最初に挙げた、「①身体の柔軟性が低下している」と言う部分になります。

こういった方々にはまずは徹底して柔軟性を出すためのストレッチやトレーニングを行います。

 

さて、もう一つの「②スクワットの仕方を知らない」なのですが、案外こういった人は多いかもしれません。

①で上げた柔軟性については問題ないのですが、いざスクワットと言う動きをした際に「どういった動きが正しいスクワットなのか?」を知らないパターンや、自分では正しく動かしているつもりが、全然違う動きをしてしまっているなどのパターンもあります。また、一つ一つの関節はちゃんと動くのにすべて連動させて動かすと急にできなくなるパターンもあります。

こういう場合には動きの訓練を行います。スクワットの動きはもちろんですが、股関節だけを折り畳む動きを座った状態や膝立ちの状態、様々な姿勢で行い動作を身体にインプットさせて「スクワット」と言う動作を作り込んでいきます。

 

以上がスクワットが上手に出来ない原因と改善策になります。

もちろんこれ以外の原因も多々あります。

スクワットに限らず運動が苦手な人はそもそもの身体の問題や、自分の感覚と実際の動きを一致させられないことが多いです。

そういった感覚を養うためには小さいころから様々な動きを遊びの中で身に着けていくことが大事になります。

 

たかがスクワット、されどスクワットスポーツの基本的な動きになるのでしっかりと身に着けることが大事になりますね。

 

以上