#34 覚悟さえ決めれば、たいていのことはできる
久しぶりに専門書ではなくこういったビジネス書を読みました。
たまたま施設のスタッフルームの棚にあってピンときた本でしたので手に取って読んでみました。
さて、この本の著者である「松井忠三」さんは無印良品を展開する良品計画会長です。
東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、西友ストアー(現・西友)に入社し、1992年に良品計画へ異動しました。その後、総務人事部長、無印良品事業部長を経て、初の減益を出した直後の2001年に社長に就任。わずか2年でV字回復を成し遂げ、2007ん円には過去最高売上(当時)を達成した方になります。
この本では松井さんがV字回復をするまでにいったいどんなことを行ったのかなどが記されています。
タイトルだけを見るとなんだか古臭い精神論の様に聞こえるかもしれませんが、まず何よりも「覚悟」を決めることは大切なことです。
この覚悟とは常に持てば良いというわけではなく、大きなことをやる時に持たなければならないものになります。
そして、そういった強い覚悟を持った人には大きな仕事が舞い込んできます。
あとは覚悟をもってその仕事をやり遂げることが出来るかだけだと思います。
僕の場合は「大阪の店舗を立て直す」という大きなタスクを与えらえれて大阪に異動していきました。この時も移動の打診がある前から「いつかは大阪に異動するんだろうなぁ。いや、しないとダメだなぁ」と考えていました。
2017年は千葉と大阪を行き来しながら遠隔で各スタッフへ指示出しをし、取り組みが行えているのかを逐一チェックしていました。大阪に来た時には現場の感じや研修などを行うことがメインとなっていましたが、やはりそれにも限界を感じていました。
そんな時に舞い込んで来たのが異動の打診です。準備をしていたといは言え自分の中では来年度くらいから。みたいな感じで悠長に構えていましたが実際はそんなことはなく来月から言ってくれと言った感じでした。
話が少し逸れそうになってきましたが、やはりそういった想いの人のところには話が舞い込んできます。
そしてそれを覚悟をもって出来るかどうか。
僕自身相当な覚悟をもって2018年大阪にいます。
目標が達成できなかった時にはどうなるかは分かりませんが、
チーフ降格、減給などいろいろと想定をしていますし、それくらいの覚悟でいます。
自分を追いつめているわけではないですが、責任ある役職に立たせてもらってそれ相応のお金をもらって仕事をしているのそういう想いをもって責務を全うしています。
本の内容と外れましたが、僕自身そういった覚悟があるため、この本のタイトルに引き込まれました。
そしてこの本には、
①「覚悟」を決めて、仕事の本質をつかめ
②「勝てるチーム」に変えるリーダーシップの取り方
③実行する組織を作る方法
④無印良品「V字回復の3年間」何をしていたか?
⑤未来を変える「松井式」目標達成方
が書かれています。
チームのリーダーとして何が必要なのか、今の僕に必要なことがたくさん書いてありました。
リーダーとして2つ上の目線で周りを見ていくことが大事とあります。僕のポジションからしたら「常務取締役」が2つ上の立場なのですが、正直常務取締役の仕事がいまいち分からないので「社長(経営者)目線」を持って考えていこうと思っています。
そのためにもいろんな社長さんの本を読みながらいろいろな考え方や知見を身に着けて人間としても成長したいと思っています。
いや、成長していきます。
以上