#5 FMS・SFMA Top Tier・Break outs
FMS~SFMA Top tier~Break outs
4月10日~4月14日大阪出張に行っていました。
そこで各スタッフにFMSとSFMAを実際に行いました。
問診などは含めないで、だいたい40~50分弱くらいの時間がかかりました。
今回の対象はある程度FMSを理解してスタッフだったので、これくらいの時間で済みました。
ただ実際は運動経験が浅い方や、高齢者などが対象になります。
そうなるとやはり説明には時間はかかるでしょう。
「とりあえずパパっと見れれればOK」みたいな感じであるけれども、
どうせあの説明をしていたらやっぱり時間はかかります。
一回で理解してくれない方ももちろんいます。
この辺りはやっていくしかない部分ですけどね。
必要そうなチェックと必要じゃなさそうなチェック
以前「R-body」に行った際に「Break outsとはすべて行わない。過去のデータから必要なチェックだけを行っています」という話を聞いていたため、僕なりに「必要そう」「必要じゃなさそう」なチェックを事前に決めて行ってみました。
やはり大事になってくるのは、「股関節と胸椎」ですね。
もちろんそれ以外にも「頚椎」「腰椎」「骨盤」「肩甲骨」の動きなどもチェックしますが、だいたいが「コア」なります。
肘関節の屈曲伸展も大事ですが、「近位の安定性が遠位の可動性を担う」という言葉があるように、まずはコアがしっかりと機能しないことには肘もしっかりと機能してくれません。なので肘の評価は抜いています。
足関節・足部に関しては立位姿勢において唯一地面に設置している関節にのためここはチェックをします。ただ、行う内容としては荷重位でのMobilityのチェックです。非加重での足関節の底背屈も見ますがそんなに重要視していません。理由は上記で上げているとおりです。
その他、諸々バランスのチェックなどもありますが、これも時間がかかるので省いています。
自分の見たい見方が一番情報が入る
ある程度「Break outs」というものをした後には、自分が確認したい部位の評価を行います。
似たような内容のチェックですが、勝手に「自分なりに」と思ってやっているため、この最後の評価が最もしっくりきます。
SFMAの中には俗に言う「MMT」というものがないので最後に筋の発発揮具合を確認しますが、一つの筋だけでなく筋膜を意識して、各筋肉がしっかりと連携しながら動いているのかをチェックします。
それらを統合して最終的に「あなたの体はこうなっています」ということを伝えます。
見える幅は確実に広がった
今回FMS・SFMAを取り入れて自分自身の評価の幅に関してかなり広がりました。
TED・JMD、SMCDなど考えてみれば当たり前の部分ではあったのですが、改めて体型建てられたものを実施してみるとすんなに頭に入ってきます。
まずはとにかく数をこなして目を慣らしていく必要があります。そしてそこからどのようにプログラムに落とし込んでいくのかが一番大事です。
これにPRIやDNSなどの要素も加わってくることによって、さらに自分自身の幅が広がってきます。
そのあたりを今後しっかりと学びさらに精度の高いものに作り上げていきたと思います。