~タイトルはこれから~

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#48 言葉にできるは武器になる

最近、数年前に買った本を読み返しています。

その内の1冊が「言葉にできるは武器になる」です。

以前も読んだことがあるのですが、内容を全く覚えていませんでした。

読み進めていっても「こんなことが書いてあったんだっけ?」という感じでした。

人間時間が経過すると一度読んだ本でも忘れてしまうんですね。忘れないためにも読み終わった後に文章などに書き起こしておくこともが大事になりますね。

せっかくインプットしたものを忘れてしまうのは勿体無いことですから。

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さて、こちらの本なのですが「そもそも言葉とは何なのか?」を考える内容となっていました。僕もこの文章を読んで「確かに言葉ってなんだ?」と考えました。普段何気なく使っている言葉ですが、その本質とは何なのか?

結論として「言葉とは意見を伝える道具」ということでした。自分の思っていること(意見)を伝えるためには言葉として発しないと伝わりません。これは当たり前のことですが僕は納得しました。

そして、大事なことはこの言葉をいかに相手に伝わるように伝えるかということです。

ただし、この本ではその「伝え方のテクニック」を身に着けるためのHow to本ではありません。

相手に伝わるように「意見そのものを育てる」ということが書かれています。

そのために大事になってくるのが「内なる言葉」と「外に向かう言葉」になります。

 

「内なる言葉」とは、日常のコミュニケーションで用いる言葉とは別物であり、無意識のうちに頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話することで考えを深めるために用いる言葉のことである。

「外に向かう言葉」は、一般的に言葉と呼ばれるものであり、自分の意見や思いに言葉という形を与えたもので、主に他者とのコミュニケーションを取る役割を担っている。相手との接点となり、意思疎通を行う道具のことである。

 

では、意見を育てるとはどういうことで、何をしていけばよいのか?

その重要な役割を担っているのが「内なる言葉」です。

上にも書いたのですが、「内なる言葉」とは頭に浮かぶ感情や考えを深めるための言葉になります。

この考えを深めるという「考える」という行為が大事になります。

この「考える」という行為を意識できるようになると意見(外に向かう言葉)の精度を

飛躍的に向上することができます。

理由はシンプルで、考える時に使っていた内なる言葉を種として、外に向かう言葉で紡いでいけば良いからです。

 

「内なる言葉」が浮かんだ時の自分の感情を常に自分の頭で様々なことを考える。これが大事なことですね。

そして、頭の中で考え整理したことを自分の意見として言葉で発する。

ただし、頭の中で考えたことってすぐに言葉にしようとすると、全然まとまっていないでうまく言葉にできないことが多いですよね。

僕も頭の中で「こんな感じで言おう」と思っていても、いざ言葉にするとうまくしゃべれません。

言葉にするって難しいですよね。それをより伝わるように伝えるって余計に難しいですね。

トレーナーとして選手に伝えることや、指導者のことにこちらの熱い思いを伝えたい時でもしっかりと準備をしていかないと、整理されていない言葉をダラダラ話すことになって本当に伝えたいことが伝わらないなんてことも何回あったことだが。。。

 

伝え方のテクニックではなく、言葉を育てるという本質的な部分に関して書かれている本だったのですんなり頭に入ってきたのと、自分に置き換えやすかったですね。

まだまだ、「内なる言葉」を育てて、それを整理して「外に向ける言葉」として発していけるように努力をしていかないといけないと感じました。

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以前買った本からもいろいろなヒントをもらうことが出来ているので、自宅に眠っている本をまた読み返していきます。

そして、「活字に触れる」これが大事ですね。

 

以上