#45 Start with Why ~WHYから始めよ!~
以前から会社の上司に勧められていた本をついに購入し、読了しました。
タイトルの通りWHY(なぜ)からはじめよう!ということが、この本には書いてあります。
一応、僕もトレーナーチームのチーフということで小さい組織ではありますが「リーダー」という立場でやらせてもらっています。
リーダーとしてどうやって人を動かしていくのかや、本物のリーダーはどんな考えを持って人を動かしていたのか。などを知りたいと思って手に取りました。
あと、僕はこのトレーナーという仕事をしていて大事にしていることがあります。
それは「なぜ」を大事にするということです。
なのでこの本のタイトルに惹かれたというのもあります。
プログラム作成を行う時に「なぜ行うのか?(Why)」の部分を明確にする必要があります。
そして、それをしっかりと伝えられるように自分の頭の中で整理をしていきます。
その後に「どのように何をするか?(How&What)」を考えます。
この「Why」の部分がしっかりしていないと相手が納得せず、やってくれない。やってくれたとしても「何のためにやってるのか?」かが分からなくなり、途中でやめてしまうということが起きます。
そんなことは自分でも理解をしていましたが、トレーナーになりたての時は「How」や「What」にばかり目が行き過ぎていました。そのため、ネットや本などで「What」ばかり集めて選手にやらせていた時期もありました。
選手にやらせる時の理由もそれっぽいことを言っていましたが、今考えると「Why」が抜けていたため全く説得力がない説明だったと思います。
また、そういった部分が抜けてしまうと一貫性もないし、自分自身も何をさせているのかが分からなくなることもありました。
これは本の中で紹介されている「ゴールデンサークル」というものになります。
このゴールデンサークルはそもそも企業のリーダーが人々を鼓舞させるためのもので、優れたリーダーや企業は中心の「Why」から考え、外側の「How」「What」を考えていくというものになります。
ほとんどの人は外側の「What」を考えて「How」まで考えて終わりという方がほとんどかと思います。
肝心の「Why」が抜けている人は多いし、ちゃんと説明できる人が少ないと感じます。
逆にこの「Why」の部分が強い人はブレませんし、強いです。
自分が何のためにこの仕事をしているのか。このチームをどうしたいのか。このクライアントをどうしたいのか?などはっきりしているため、自分の意見を持って人に流されません。
「信念」というものがありますね。
僕も「Why」の部分をとても大事にしてきたので、この本を読んで頭の中が整理されてきたことと、やっぱり「Why」の部分を考えることは最も大事なことなんだと再度認識することできました。
以上