~タイトルはこれから~

自分の成長を感じるために、感じたこと、思ったことを文字に残します

#50 心技体について

昨日の試合の敗北の悔しさと、先生と選手の落ち込み具合が頭から離れずにいます。

僕たちトレーナーが出来ることは試合に向けて、ベストコンディションで試合に臨めるようにしていくことになります。

試合中の選手の動きが良くないのであれば「W-upが足りなかったか?」「テーピングンのテンションが強かった(弱かった)か?」「気持ちを上げきれなかった?」など様々なことを考えます。

負けたことの全責任をすべて背負うわけではありませんが、トレーナーとして何ができるか?というのは考えさせられます。

 

②心技体について

昔からスポーツは「心技体」と言われています。

僕もスポーツをしていた人間としてそれは強く感じます。

心…メンタル、勝ちたい、上手くなりたいという気持ち 等

技…そのスポーツにおける技術 等

体…スポーツ問わず求められる体力要素(筋力・柔軟性・持久力など) 等

いずれの要素が欠けていても相手には勝てませんし、個人競技であれば個人のみを上げていけば良いのですが、チームスポーツになるとチーム全体としての「心技体」を上げていかなければなりません。

この辺はチームスポーツの難しさかもしれません。

 

今回、うちのチームが負けた要因として、

心…過度の緊張(勝たないとというプレッシャー)

強豪私立ということで公立の学校に負けることできない、近畿大会に出場するというプレッシャーからなの思う様に足も動かないし、サーブミス、レシーブミスなどで点数を与えてしまっていました。慣れない試合会場での相手の応援などにも戸惑った部分はあるかと思います。相手チームに比べると試合中の笑顔も少なかったですし、楽しんでいる様子も見られなかったです。

技…サーブカットを返せなかった。サーブミスが目立った。

これは非常に目立っていました。サーブカットが出来ないと攻撃の起点も作れず相手に点数を与えてしまいます。また、苦手な選手は徹底的に狙われます。(勝負ですからね)そこから崩され流れに乗れなかった印象を受けました。

また、せっかく手に入れたサーブも決めきれず、相手に点を与え、流れを渡してしまっていました。特に試合開始1発目のサーブミスは非常に大きかったと思います。

やはり相手に流れを渡さないためにもサーブカットをしっかりとし、攻撃の起点を作る。そして、ボールをしぶとく繋いでなんとか取り切る。あとはサーブをしっかりと決めて流れを作っていくことがシンプルではありますが、大事なことだと感じました。

体…一歩目の動きの鈍さ、スパイクを決め切るための力不足

緊張からなのか足がほとんど動いていない印象でした。一歩目の反応が遅れて点数を与えてしまうことや連携がうまく取れずにミスが続きました。

この辺に関してはW-upの時点で一歩目のスタートを上げていくような内容のものをもう少し組み込んでいければと考えます。ボールを使ったリアクションなど。

あとはスパイクです。他のチームを見ているとバシッと決めることが出来る選手がいます。それも力強くです。それに関してはこちらが身体の使い方としてどのように伝え、トレーニングの中でうまく使えるようにしていくかが大事なポイントになります。

ここまでのトレーニング内容に関しては再考していくことが大事なのと、日々のトレーニングの際の声掛けなどは見直していく必要を感じました。

 

上記については自分なりに感じた内容になります。

「心」の部分は見ているだけでは正直分かりませんが、客観的に見て、相手チームと比較してそのように感じます。

 

トレーナーとしてコーチングを勉強している人間としては「根性論」で解決するのは良くないのですが、やっぱり「気持ち」が大事な部分は必ずあります。

同じくらいの相手であれば「気持ちが強い方が勝つ」のたくさん経験してきました。

 

一番難しい所にはなりますが、トレーニングで改善できる部分を改善して次に繋げていきたいと思います。

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以上