#51 夏の近畿大会に向けて
時間の経過とともに頭の中が整理されてきています。
また、今感じていることや考えていることは文章にまとめておくことは、考えを整理するためにも大事な作業になります。
スピード感を持ってまとめて実務に繋げていきたいと思って文章にまとめています。
③夏の近畿大会に向けて
大会終了後のコンディショニングスケジュールの打ち合わせのために先生にトレーニングのレクチャーを行いました。
そこで選手のモチベーションについても聞いたのですが、キャプテンから「練習前にMTGの時間もらって良いですか?」とあったそうです。悔しい思いをしましたが、次に向けてしっかりと前を向いているんだな。と感じました。自分たちの現状の課題を抽出し、何をしないといけないのかを選手たちで考えて練習を行う。理想的だと感じますし、こういうチームは絶対に強くなると思います。
さて、トレーニングに関しては、まず7月の3年生にとって一番大きな大会に向けてになります。
まずは改めて基礎的なモビリティ、スタビリティの獲得、機能的動作の獲得を中心に進めていきます。4月から1年生も合流するため、改め基礎から固め直していきます。
また、レジスタンストレーニングも軽負荷・高回数で実施し負荷をかけていきます。
まずは5月くらいまではしっかりと負荷をかけながらも動作を正しく遂行できるかにフォーカスして筋発揮を促していきます。
その後は俗にいう爆発的、瞬発的な動きにシフトをしていきます。獲得した筋をかいに素早く爆発的に発揮するかが、競技に直結してくるためです。重りを持ってのジャンプや地面を強く押し返す動きの実施であったり、ショートダッシュ、切り返しの動きなどより素早い動きに転換をしていきます。
その後は強度は維持しながら量を減らして、7月の大会に臨んでいくような形のスケジュールを組んでいます。
トレーニングスケジュールもなかなか思う様に進みませんが、大事なことはその都度その都度で修正、改善を行っていくことです。すべて計画通りに進むことはないのでその時のチーム状況などをしっかりと見た上で、何が最適なのかを見極めることが重要です。特に学生スポーツだと常駐することが難しいため、顧問の先生と連携を取りながらチームの状況をヒアリングし、どうしたら良いかを話し合いながら進めていくことが一番お勧めです。
チームはしっかりと前を向き次に向かっているようで安心しています。
これが一過性のものではなく、最後までやり切って欲しいですね。そしてそれをみた後輩たちがそういった文化を引き継いで強いチーム作りをしてくれれば何も言うことはありません。目先の勝利だけでなく選手の将来を考えた指導というのも、学生スポーツにおいては重要なポイントになるかと思います。
選手がいかに主体性を持って取り組むことができる環境を作るのも、指導者の役割でそれを後押ししてあげるの指導者。ここからチームが変わっていくのでしっかりとサポートを続けていきたいと思います。
以上