#65 あなたがリーダーに生まれ変わるとき
2022年になって自分が何の本を読んだのかを携帯のメモに残すようにしました。
それまではなんとなく自分がどの本を読んだのかを頭の中に入れておくくらいでしたが、ちゃんと記録として何冊読んだのか数えてみようと思いました。
そして、今のところ読み終えた本は「14冊」…
多いのか、少ないのか分かりませんが年間100冊読む人なんかに比べれば全然少ないですよね。
てか、100冊読むって凄すぎるし、本の内容頭に入っているのか?
流し読みだけで済ませてないか?とか疑ってしまっています。
ということで今回はこちらの本を読みました。(今年14冊目の本)
「あなたがリーダーに生まれ変わるとき」
前々から読みたいと思っていた本でしたが、中々ネットで見つけることが出来ず先日ネットで中古購入をしました。
私も店長やチーフという肩書でリーダーという立場に立っていました。
今更それらの役職に戻ろうなんて気はありませんが、一人の人間として、社会人として、トレーナーとしてリーダーとしての心構えなどは持ち合わせていないと成長ができないのではないかと思って読みました。
リーダーシップとは影響力のこと
第一章のタイトルです。
リーダーシップの定義に関しては人それぞれ違うと思いますが、この本では「影響力」としています。
この影響力というのも信奉者を獲得する能力ですが、信奉者というとはなんか宗教みたいな感じがするかもしれないので、簡単に言うと「ファン」を獲得する能力だと私は考えています。
ただ、人は誰もが誰かに影響を与えているのが事実です。
子どもは親の影響を受けますし、周りの友達の影響を受けたりなど様々ですが、その逆もしかりです。
そのため、私たちはみな、ある分野では人を動かし、そしてまた別の分野では人に動かされている。ということです。
誰でもリーダーシップは持っている
誰でもリーダーとしての潜在能力というのは持っているのです。
それをどう発揮するか。
ある集団と何らかのかかわりを持つ場合、そこに大きな影響力を発揮する人。それが集団に置いてのリーダーになるのです。
そのチームで誰がリーダーなのかを見極める一つのヒントとして、ある議題に結論を出すことになった場合、誰の意見が最も重視されるのか。これを観察することが集団の中で誰が本当のリーダーなのかを判別するための一つの手段になります。
もしくは誰がその議題に対して仕切っているのかもわかりやすい指標です。大抵その場を仕切っている人が一番影響力のある人になると思います。
こういうのって自然と誰かが仕切って、誰かが議題に対してまとめて結論を出す。みたいなのが出てくるケースがあると思います。企業のグループディスカッション見たいのもこういうリーダータイプを見つけるための手法だと思うんですよね。
リーダーに必要なこと
リーダーに必要なことは様々なあると思います。
コミュニケーション能力、洞察力、マネジメント能力、強い信念など様々。
ただ、リーダーは組織(チーム)の代表なのでいかに「決断」ができるかが最も重要なことになると思っています。
この決断ができないリーダーには誰もついてこれないとも思っています。
ここぞという時に何をするか「決断」をして、みんなの先頭に立って旗を振って導いてくれる。
そして、各々に明確に指示を出し、周りの人間が支持されたこと+αを実行しながら目的地(目標)に向かっていく。
リーダーだけが目立つのではなく、周りを固める仲間も各々の役割を果たしてリーダーを支える。
そういう組織(チーム)が強いんだなと僕は考えています。
リーダーだけが能力があって目立つだけでは長続きしません。脇を固めるナンバー2がしっかりしているというのも強い組織です。
そしてナンバー2にリーダーをサポートしてこの人のために!と思わせるリーダーの人間性(影響力)が大事になってきます。
この本にはリーダーに必要な要素が様々書かれています。
読み返しながらまだまだ自分に足りなかった。あの時はこうしておけば良かった。など振り返ることが多かったです。
過ぎしてしまったことは仕方ないことなので同じことを繰り返さないことと、周りのリーダーにさせないことも僕の役割かと思います。
リーダーではないしてもリーダーとしての視点を持って物事を見るのは大事なこと。
以上