#64 「チャンスをつかむ人」のシンプルな習慣
2021年最初の投稿。
そして2021年最初に読んだ本がこちら。
【「チャンスをつかむ人」のシンプルな習慣】
です。
これから新たな環境に挑戦をしようと思っている自分に必要なことかと思って購入しました。
夢は描かなくてもいい
序章でインパクトのある文言が出てきたのでびっくりしました。
著者はプロゴルファー、メジャーリーガーの専属トレーナーとして活躍している方ですので、「僕にはこんな大きな夢があります」といった形で始まるのかと思ったら全く逆でした。
ただ、この言葉はそんなに冷たい言葉ではありません。
現実に即した言い方をすれば「挑戦できない夢は描かない方がいい」ということでした。大きな夢を描くことは自由ですが、実際にそれをかなえられる人はほんの一握りです。大半の人は「まぁ、現実ってこんなもんだよね」で終わってしまう人ばかりです。
大きな夢を描いて、いわば「現実逃避」をいつまでも口にしているのであればそれは一生叶うことはないでしょう。
自分の挑戦できる夢に向かって、目の前にある目標を一つ一つクリアして、地道な工程を一歩ずつ進めていくことで道は拓けます。
著者もその一つ一つの目標をクリアして、今の立ち位置まで登っていったと書いてありました。
「目配り」「気配り」「思いやり」
トレーナーという職業関係なしに、「成功しているビジネスパーソンの共通点」として挙げられていたのが、
・目配り
・気配り
・思いやり
のこの3つでした。
気配りは、「こうすれば良くなる、ここを変えればうまくいく、そういうことにいち早く気付き、すぐに的確な行動に移すことができる一連のパフォーマンス」のこととあります。
常に周囲に目配りをすることで「気付き」、素早く「行動」に移すことができる。それがビジネスで成功している人たちの共通点。
目配り、相手の立場になってものを見ること、ものを考えること。他人の行動を見て「あれではダメだ」「自分ならこうする」と距離を置いて批評することは誰でもできますが、でも、「なぜ、あの人はこのような行動をとったのだろう」と相手に寄り添って考えるまでにはなかなか至らないことが多いです。その行動の裏に潜む相手の心情までを理解しようとしないものです。
思いやり、相手のことを第一に考え、思いを向けること。トレーナーであれば選手が自分に依存し過ぎないように自立するためのサポートをしていくこと。ただ、何かあった時にはすぐに寄り添ってサポートする。近すぎず、遠すぎず適度な距離を保ちながら選手に接することが思いやりになります。
当たり前の3つに思えるかもしれませんが、案外出来ていない人も多いと思います。
僕もすべて完璧に出来ているとは思いません。ただ、最前線で活躍している方、組織で一目を置かれる方、人が集まってくる人(いわゆる人気者)はこの3つができていると思っています。完璧は難しいにしても意識して実行することが大事なことです。
とにかく行動け!
やはり成功している方はこれが一番できているのだと思います。
「量より質」という言葉がありますが、もちろん「質」も大事ですが、これはある程度の「量」をこなした人が言うことだと思います。たくさん「量」をこなし、その中でどのように「質」を高めるかという領域に達するんだと思います。
最初から質にこだわっていてはカッコつけているだけかとも思うときはあります。
※やる前に明らかに無駄だろ!と思う場合はありますのでそういった場合は質を上げることもあります。
何かにチャレンジする時は1回の挑戦でクリアできることもあるかと思いますが、中々そうもいかないです。
僕が最初に転職した時は履歴書を5枚くらい書いて各会社に送ったり、電話をして求人の確認などをたくさんしました。世の中には100社くらい受けましたという方もいますがそういう方々に比べて少ないと思いますが、トレーナーという専門職で考えればそれなりに多い方かと思っています。
まだ20代で独り身でしたので、それなりに自由に動けたっていうのもあったと思います。
今は家族もできて思い切った博打みたいなことはできませんが、それでも自分のやりたいと思うことにチャレンジしたいと思っています。
そのためにもまずは行動するしかないと思っています。行動する内容に関しても「これ!」と言った決まったものはないと思います。
スポーツ現場で働いている知り合いに連絡、スポーツ現場に足を運んで直接話をする、求人募集を常にチェックする、様々な動きをしていくことが新たなことに繋がると思っています。
ちょっと熱くなって、まとまりのない文章になってきました。。。
僕自身、これから新しい舞台でのチャレンジをしたい思っています。そのためにチャンスが来た時にすぐに飛び込めるように準備は常にしておかなければいけないし、自分からチャンスをつかむための行動もしていかなければなりません。
それは専門家としての知識、スキルの向上、人脈を広げることなど多岐にわたります。
安全な場所だけに留まらず、新たな一歩を踏み出すことで一皮も二皮も向けると思っています。
チャンスをつかむ準備はいつでもできています。
以上