#58 想いを言語化する
ホスピタリティのセミナーとセットで
「革新のためのシステム構築 仕組みを創るとは何か?」
というセミナーを受講しました。
システム構築の話に関しては会社運営や運動指導をする上で非常に大事で参考になることばかりでした。
システムだけを構築するすれば良いわけではなく、その土台にある
「企業文化」「理念」「ミッション」「行動指針」
がなければどんなにシステムが構築されていてもただのベルトコンベア式の作業と同じです。
※物を作るシステムは出来ているが、そこで働いている人たちに理念など何もなくただ流れ作業で仕事が進んでいる状態。
逆に理念や文化はあるけれども「システム」がない場合、これは「絵に描いた餅」になってしまいます。
※やりたいことや強い想いはあるんだけれどもそれをするシステムがない状態。
大事なことは広い土台(企業文化・理念・ミッション・行動指針)の上にシステムが乗っかりそれにより革新が起こせる。このピラミッドがきれいに出来上がっていること。
ただ、それを作り上げていくことが非常に難しいと思います。僕は会社経営などしていませんが、10人にも満たない組織ですらちゃんと作り上げられていません。
いろんな本を読みながら「あれして」「これして」「あぁして」「こうして」とやりましたが思う様にいきませんでした。
結局、本から学んだことって「方法」なんですよね。
土台の部分がしっかりしていないから長続きしないし響かないのだと思いました。
では、響かせるためには何が必要か?
組織とか関係なく、自分自身の軸をしっかりと作ることだと思います。
信念を持つ
組織のトップで成果を出す人や、業界の最前線で活躍している方々は強い信念を持っていると感じます。自分はこの仕事を通じてこれをやり遂げたいんだ!など一つの軸がしっかりとあり、周りに何を言われても曲げません。軸を基準にいろいろな意見を吸収してどんどん強くなっていきます。
僕自身、このトレーナーと言う仕事を通じて「こうしたい!」というものは持っています。20代前半の時はただ、がむしゃらに自分のやりたいことのために突き進んでいましたが、業界を知り、いろいろな方の話を聞くようになり「このままで大丈夫なのか?」と不安になることが多くなりました。また自分より年下のトレーナーが活躍したり、なんか良いこと言ってるなぁ。というのを見かけると「大丈夫か…」などと思うことが増えてきました。
なんとも情けない話ですね。
自分の好きなことを自分のやりたいようにやっていれば良いのに、変に周りと比較してネガティブになり不安に襲われてしまい、思う様に一歩が踏み出せなくなる。
結果が出ないと余計にこの負のスパイラルに陥ってしまいます。
WHYから始める
強い信念を持っている人は「Why」をしっかりと持っています。
「なぜトレーナーをしているのか?」
「トレーナーと言う仕事で何を成し遂げたいのか?」
など、一番根本の部分がしっかりとしています。
そして、自分自身の理念や存在意義を言語化できます。
それだけ自分を自分で理解しているのは強い証拠だと思います。
僕に足りないのはこの辺りなのかもしれません。
※それ以外の要素もたくさんあると思いますが。。。
今一度自分自身の仕事に対する「WHY」を見直して、そこからさらに深堀することによってより強固な信念が作られるのではないかと思います。
自分で書いていて収集が付かなくなってきたのでここまでにしておきます。
大事なことは会社と同じで幅の広い「自分の理念」「自分の価値観」「自分のミッション」を持ち、その上で自分に何ができるのかを考えて行動に移すこと。
自分自身と今一度対話する時間が必要みたいですね。
以上